Linuxへのインストール
この記事では、LinuxにDockerランナーをインストールする方法について説明します。Dockerランナーは、DockerHubで配布される最小限のDockerイメージとしてパッケージ化されており、次のアーキテクチャで使用できます。
- amd64
- arm
- arm64
ステップ1:ダウンロード
Dockerをインストールし、パブリックイメージをプルします。
$ docker pull drone/drone-runner-docker:1
ステップ2:構成
Dockerランナーは、環境変数を使用して構成されます。この記事では、以下の構成オプションについて説明します。構成オプションの完全なリストについては、構成を参照してください。
- DRONE_RPC_HOST
Droneサーバのホスト名(およびオプションのポート)を提供します。ランナーはホストアドレスでサーバに接続して、実行用のパイプラインを受信します。 - DRONE_RPC_PROTO
Droneサーバへの接続に使用されるプロトコルを提供します。値はhttpまたはhttpsのいずれかである必要があります。 - DRONE_RPC_SECRET
Droneサーバでの認証に使用される共有シークレットを提供します。これは、Droneサーバ構成で定義されているシークレットと一致する必要があります。
ステップ3:インストール
以下のコマンドは、コンテナを作成し、Dockerランナーを起動します。以下の環境変数をDroneサーバの詳細に置き換えることを忘れないでください。
$ docker run -d \
-v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock \
-e DRONE_RPC_PROTO=https \
-e DRONE_RPC_HOST=drone.company.com \
-e DRONE_RPC_SECRET=super-duper-secret \
-e DRONE_RUNNER_CAPACITY=2 \
-e DRONE_RUNNER_NAME=${HOSTNAME} \
-p 3000:3000 \
--restart always \
--name runner \
drone/drone-runner-docker:1
ステップ4:検証
docker logs
コマンドを使用してログを表示し、ランナーがDroneサーバとの接続を正常に確立したことを確認します。
$ docker logs runner
INFO[0000] starting the server
INFO[0000] successfully pinged the remote server